2007年09月13日
右脇腹の痛みの原因は不明、肝臓へ転移が判明

今日はカウンセラー研究会の日で、朝いつものように浜松から新幹線で静岡まで行きました。
静岡駅に降りて階段に向かっている時に数日前から書いている右脇腹が痛みだしてしまいました。これはいけないと思ってスタバのある待合室で少し休憩して、自分としては大腸の狭窄のところに便とかガスがたまって痛みがあるのかなぁと自己判断していたので、スタバで久しぶりにキャラメルマキアートのホットのトールを豆乳で作ってもらって少し飲んでみました。
トイレに行きたくはならなかったんですがお腹の痛みがひいてきたのでカウンセラー研究会の会場まで歩きはじめました。
駅ビルを出た時にはまた痛み始めたかなぁくらいだったんですが、静岡商工会議所のところでは痛くて歩けなくなってしまいました。
休憩すれば痛みはひいてくれそうな気もしたんですが、いままでで一番強い痛みだったので、病院に電話をして診察の予約をすることにしました。
すぐに帰れば11時前には病院に着くんですが、静岡駅まで歩くのがしんどくて、静岡駅がはるかかなたにあるような印象です。
救急車を呼んで静岡から浜松まで送ってもらうというほどじゃあないだろうし…と思って、外来窓口の保留音が鳴っている間にいろいろと考えてました。
カウンセラー研究会の会場は静岡商工会議所の歩道を渡ってすぐなので、そこまで痛みを我慢して歩いて、そこで1、2時間休んで痛みがひいてから浜松に向かえばなんとかなるなぁと考えて、午後2時に行きますから…と診察をお願いしました。
5分くらい携帯で電話をしているふりをして休んでいたら右脇腹の痛みが少しやわらいできたのでカウンセラー研究会の会場まで痛みを我慢して歩いていって、研究会は2時間なんですが、今日はいつもよりもましておとなしくしていました。
2時間おとなしくしていたら痛みがほとんど消えました。
12時に研究会は終わって、いつもはそれからボランティアの事をしたり買物行ったりいろいろと用事はあるんですが、12:25(くらい)の新幹線で浜松に戻りました。新幹線では良くテレビに出演している方と近くに座ったんですが、お腹が痛くならないような体勢を続けていることを今日は選びました。
で、今日は1度もトイレに行っていないので痛みの原因は便秘かもしれないと思っていますから、浜松駅で新幹線と在来線の改札の間のところにある立ち食いそば屋さんに“天玉そば”を食べました。
案の定、便意を催したのでトイレに行ったんですが、右脇腹はすっきりしません。
タクシーで病院に行ったので2時前に外来の待ち合いに着いたのが災いして、エアコンの風が僕には辛くて、どこに座っても寒くて寒くて…。
2時少し過ぎに名前を呼ばれたので、ここ数日のお腹の痛みの事や今日の事を話して、僕としては原因が分ればラッキーで原因が分らなくても痛み止めの薬をもらえればいいやって気持ちでした。
当初は主治医の先生も大腸の狭窄でガスや便が流れていないことを考えていたと思うんですが、とりあえずレントゲンで見てみようということになりました。
待合室のイスのところで看護師さんからのレントゲンの指示書を待っていたら先生が出てきて、念のためにエコーも取ってみましょうということになりました。
レントゲンとエコーの結果では、大腸の詰まりはなかったので痛みの原因は狭窄や腸閉塞気味ということではありませんでした。
ところが、エコーの結果で、肝臓にがんの影がいくつも見られることが分りました。
一番大きいのは3cmくらいあるそうです。
9/4の血液検査でγ-GPTが高いのは不自然だと思って、9/11の血液検査ではALPも異常値だったので覚悟はしていたんですが、ほんとうに肝臓へ転移していました。
それにしてもすごい早い勢いで転移するもんだなぁとびっくりしました。
主治医の先生も資料を取り出しながら話してくれたんですが、7月24日のエコーとCTの時には肝臓への転移はないということだったんですね。
それから1ヶ月少しで、たくさんの転移が見られるということです。
スキルス胃がんのがん細胞ってすごいね。
僕の場合は昨年スキルス胃がんが見つかった時も自己判断ではヘリコバクターピロリ菌による十二指腸潰瘍の再発を心配して消化器科を受診して発見して、残念ながら早期発見じゃなくて腹膜播種もある状態でステージ4でした。
でも、比較的早めの発見だったのでステージ4ですがPS値はいいんですよね。1か2くらい。
見た目はがん患者じゃないって良く言われます。頭髪の薄いオヤジって感じ(笑)。
今回も、自己判断では大腸の狭窄による痛みをなんとかして欲しいと思って予約外で主治医の先生に診てもらったら、肝臓への転移が発見されて…。
なんかほっておいて知らない間にスキルス胃がんが進行して発見した時には手遅れだったという人と比べたら、比較的早期に発見できてラッキなんですが、一歩も二歩も発見が遅いですよね。
肝臓の症状って血液検査結果に出ている程度で、症状は一切ありませんでした。黄疸も出てないし、痩せてもいません。
で、お腹の痛みですが、結局原因ははっきりしませんでした。
先生の意見では腹膜播種が悪さをしているかもしれないということでした。
胃に負担のない痛み止めの薬をもらったので安心して外出できるからいいんですけどね…。
次の抗がん剤が効くことを願うばかりですが、なんかタイミング良くて今月末と来月のはじめにセカンドオピニオンを聞きに行くことにしているんですね。当初は今後の病気の進み方や治療方針なども聞こうと思っていたんですが、抗がん剤情報と化学療法のことだけ聞いてこようかと思っています。
Posted by naka at 23:59│Comments(0)
│スキルス胃がん